【マッチングアプリ】拉致ってホテルに連れ込もうとする男、なんなん?

マッチングアプリ。

マッチングアプリには危険も潜んでいます。

いわゆる”ヤリモク”の相手の中には超強引に女性を従わせようとするタイプも存在します。

何が何でも二人きりになり、ことを成し遂げたいと考える輩をどうすればいいのでしょうか…。

いや、そもそも、「変だな」「嫌だな」と思いながら会ってしまった自分が悪いのですが…。

今回は私が出会った最恐の『不可解な行動を取ったお相手』三人目について書いていきます。

怖すぎて違反報告もできない男。

要注意度(★★★★★)

『マッチングアプリで出会った不可解な行動を取るお相手、その3。』

三人目にお会いした方は、これまでとは少し感じの違う方でした。
この最恐のお相手は軽く運営通報、警察通報案件でした。

強引な話し方と誘い方。
言葉巧み(ただ強引なだけ?)な誘導。
ひたすら即決させようとする押しの強さ。

それはまるで、強引なセールスを受けているようでした。

嫌だなと思いながら、何度も断ろうとする私に、延々と同じことをルーティンのように話し続ける彼。
何度も繰り返される問答にだんだん面倒になって、一度お会いしてみることに。

どれだけ自分がバカで押しに弱いかが分かり、笑えますが、従順で自分の意見を言えないところがある自分は、すぐ帰ればいいやというくらいの気持ちで出かけていきました。

結果。

昼間から軽く拉致られ、逃げられなくされて、そのお相手はソフトに私をホテルに連れ込もうとしてきたのでした。

今思えば、自分のバカさ加減にため息が出ますが…。

自己啓発で女性を巻き取る変わった思想って、どこから来たの?

そのお相手の手法はよく考えられていました。

考える時間を女性に与えず、判断を要求。
自己啓発的な誘い文句、昼間から酒を飲ませ、手つなぎして逃げないようにする。
そんな手口でした。

そして、これは危険ポイント!
強引に電話番号をゲットしようとする。

LINEでは通報機能があるので電話番号を得ることが重要のようでした。

「自己啓発」という言葉を使い、「今会うべきだ」「すぐに決めよう」を連発。相手に考える時間を与えない話し方をして、強引に会おうとする方でした。

メッセージのやり取りの中で食事に行こうと誘われました。
それから、お昼からお酒を飲もうと。
「お酒はちょっと…無理ですね。」
断ったのですが、お相手は続けます。

「人生は一度きり、今しかできなことをしていいんだ。」
「だからご飯を食べながらお酒を飲もう!」
という感じでした。

それから、電話で話そうと強引に誘ってきました。
最初、携帯番号を聞かれましたが、LINEにさせてもらいました。

食事くらいはいいけれど…お酒はどうしようとなります。

その人が使う隙を与えないマシンガントークは、断れない人を誘い出す良い方法だと思います。
『断れない人をふるいにかける』彼の手段なのでしょう。

正直に言うと稚拙でこすい方法ですが、疲れ果てたメンヘラ・シングルマザーには断る能力がありませんでした。(笑)

<気をつけたい。マッチングアプリ、悪の手口>

①考える隙を与えず答えを急かす
②LINEではなく電話番号を聞こうとする
③お酒をたくさん飲ませる
④拉致ってホテルに連れ込もうとする

こんな危険な輩がマッチングアプリにはいるのです。

強引に、短時間の決断をさせようとするお相手は、超危険。

日頃はあまり行かない駅の近くのショッピングモールで待ち合わせして、お相手と会いました。

第一印象は、競艇場や競馬で見かけるタイプのおじさん。
色黒で、三白眼。裸足に靴を履いている。歩き方も、前にハの字に足が出てる感じ。
自分には、ちょっと受け入れられない感じの方でした。

住んでいる地域や最寄り駅もバレていることもあり、当たり障りなく会話して食事へ。

もちろん、食事は美味しくて、人生でこんなご飯を食べられる日が来るなんて、感謝しました。
昼間からお酒を飲むなんてしたこともなくて、ある意味新鮮でした。

「お酒は強いの?」と最初に聞かれたので、定説のように「全然強くないです~」と答えました。

たとえ強くても「強いですよ」とは流石に言いにくいですよね。
個人の感覚なので、自分の感覚で答えれば大丈夫だと思います。

お昼ごはんを食べながら、たくさんお酒を飲み続けるお相手。
私はこれまで、飲み会には行ったことがほとんどなかったので慎重に飲みました。

お相手がどんどんよってくるのが分かりますが、話といえばLINE通話で話したときと同じように自己啓発連発。人生は一回きりだから「これまでしたこと無いことをしよう。」でした。

私もお相手と同じくらい梅酒ロックを飲みましたが、緊張と体質で酔いませんでした。
完全にシラフです。

食事が終わり、「散歩をしょう」そのお相手と少し歩くことにしました。

それからもずっと、自己啓発発言が継続。

「今までしたことのない行動をしよう」

もはや、宗教です。

馬鹿な私は相手の意図に全然思い至らず、散歩を続けました。

もうこれは、犯罪の香りしかしません。でも、自己責任だもんね。

しばらく散歩しながら歩いていると、お相手が突然言いました。
「手をつなごう」
引いている私に向かってお相手が手を差し出します。
「いや。ちょっとそれは」
と、お断りしました。

「今までしたことのない行動をしよう」

この呪文を彼はまた言いました。

無理やり手をつながれて、そして、ぐいぐい私の腕を引き寄せて体を密着させてきます。
気持ち悪くて仕方なかったのですが、腕を両手でガッチリ掴まれた状態で逃げることは出来ませんでした。

(だめだ、吐き気が。気持ち悪い。)
そればかりが頭をよぎります。

ガッチリホールドをされすぎないように空いた方の手でガードしながらあるき続け、なんとか離れる隙が来ることを待ちました。

「あー、酔ったなぁ。どこかで休もう」
お相手がぼやき始めました。
「そうですか?ぜんぜん大丈夫ですよ~」
言いたいことが分からなくて、適当に流します。

そして、5分ほど散歩と称し歩いたところで、駅の近くにあるホテルの入口前に。

「ここで、休んでいこうよ」
そう告げられました。
(あー。これね。)
ようやく何が目的なのかが分かりました。本当にアホですね、私。

(まずい。逃げねば)
心拍数が上がりました。

餌付けして、酒を飲ませ、ホテルに連れ込むスタイルか
しかも、逃げられないように捕まえて。

「他のところで、お茶でも飲みましょう」

そう言って、人のいるショッピングモールの方へ戻ろうと誘いました。

相手は渋々了承。
それからもずっと手は離してくれません。

その間、どうやって相手に恨みを買わず逃げるかをずっとぐるぐる考えていました。

ショッピングモール内のカフェにたどり着いた後、少しだけ手が離されました。
でも、お茶が済んだらまたガッチリホールド。
私のストレスマックスです。

そろそろ帰りたい旨を伝えても、「まだだめだ」と言われ、ショッピングモール内の映画館に。

席に座っても、ずっと手を握られたままでした。
そして、映画が始まると、暗闇で胸元を覗いてくる始末。
(キモい。帰りたい。まじで無理。)
吐き気をこらえながら、胸元を見られていることを知っていることを悟られないように隠しました。

映画も終盤に差し掛かった頃、お相手がトイレに。
逃げようかとも考えましたが、安全にフェイドアウトしなくてはと思い、とどまりました。
いわゆる意図に気づいていない自分なりの演出です。(笑)

帰ってくると、また手をつながれました。
(手、洗ったのかな。キモチワル。)
そこで、ようやく日も傾き、帰れることとなりました。

別れてすぐ、トイレに行き手を洗いました。
電車に乗って、ようやくほっとできましたが、この後の対応をどうするかひたすら考えました。

その日はお礼にとどめ、次の日からお別れメールを送り続けました。
気に入られてしまったたようで、何度も食い下がられましたが、なんとかお別れしました。

運営に通報するか悩みました。

でも、通報したのが私だとわかるだろうしリスク高いなとかんじ、やめました。

不思議な方が居ますね。
私も、ホイホイついていって馬鹿ですね。笑

でも、ごちそうさまでした。
デート費用、半分出せばよかった…。

最後に

いかがでしたか?

今日は最恐の拉致ってホテルに連れ込もうとする『マッチングアプリで出会った不可解な行動を取るお相手』三人目について書いてきました。

次回は、少しソフトめですが、何を考えているのかわからない不可解なお相手について書きたいと思います。

お楽しみに。

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