『女性は本気、でも、男性はキープしてるみたい』であったり、『ただのヤリモク』であったり。
マッチングアプリでの出会いで、どうすれば相手を信用することができるようになるのでしょうか。
アプリでの出会いで付き合い始めてもアプリをやめていない男性は多いのではないのでしょうか。
実際に私が今お付き合いしている彼も、交際開始から2年半になりますが、未だにアプリを見続けていることを最近知りました…。
それを知って、本当にもうパニックでした。
このことを突きつけて、彼と別れるかどうかを真剣に悩みました。
ただ、私には今はまだ彼を失うことが出来ない心の状態なので、出した答えはもう少しだけそばに居させてもらおう、というものでした。
正直いまも気分は良くありません。
当然ですよね、だって、一歩先はデート。何度か会えば、まあ、一度でも会えばホテルも可能。
正直気持ち悪いです。
でも、今マッチングアプリをどう使っているのかは分からないから言えない。
今回はそんな現在の自分を慰めながら、彼との出会いの日の思い出にふけってみたいと思います。
はじめの出会い。あれ?このひとかな。このひとならいいな。
2020年の年末。
マッチングアプリPairsで彼からの『いいね』をもらいました。
私は彼の笑顔の写真にひかれて、すぐにマッチングしました。
仏頂面の方が多かったり、何故かトイレで撮影された写真だったり、寝床やタンクトップ…田舎のマッチングアプリのお相手は結構すごかったです。
だから、彼の笑顔は本当に素敵に見えました。笑
自分は、プロに撮ってもらうこともなく、自撮りではありましたが、頑張って良い写真をと思って撮った写真を使いました。
アプリを始めて8ヶ月。
その間に会ったのは6人。
彼が7人目の実際に会う方でした。
彼から『いいね』をもらった時期は、実は、あまりにも変な人しか来なくて本気でマッチングアプリを辞めようと思っていた頃でした。
2020年12月31日から彼とのやり取りを開始。
2021年1月1日のお昼過ぎごろ「初詣しませんか」というメッセージをもらいました。
今からでも、という感じでしたが、私はその日ノーメイクでお出かけしている途中だったので「明日、よろしくお願いします」と返事しました。笑
2021年の1月2日。初めて彼に会いました。
彼の家の近くの神社への初詣デートでした。
彼が他県から転勤してきたばかりということで、私が彼の住む街へと行ったという具合です。
前日はお天気が良かったのですが、その日は少し雨模様。
傘を持って出かけました。
初詣のための車を停める場所がわからない程度の土地勘の私は、神社の近くのショッピングモールに車を停めて徒歩で10分ほど歩くことになりました。
正直、車を知られるのが嫌とまで思っていたのは内緒です。
それくらいにこれまでお会いした5人のうち3人の方のディーブさに疲れ果てていた私は、出会うということにかなり警戒心を持っていました。
今日来るのはどんな方だろうかと考えながら、神社に向かって歩き始めました。
その道中、待ち合わせの場所まであと数分のところにある観光案内地図を見ている人が目にはいりました。
「素敵な人だなぁ。似てるよね、今日会う人に。この人ならいいのに」
と思いながらその人の後ろを通り過ぎ、待ち合わせ場所近くの観光案内所の外にあるベンチに座って待っていました。
そして、それらしき人が来たとき、先程の彼だったのでした。
あれ?他の人とはなんか違う?嫌な要素がない。
その神社に初詣に行くのは初めてでした。
お互い挨拶して、神社の参道へ。
一緒に参拝客の長蛇の列に並びながら、他愛もない会話と自己紹介をして、色々な話をしながらお参りの順番を待ちました。
とても話しやすい方で、彼との会話は楽しくとても安心感がありました。
初対面の距離感もとても感じが良かったのが好印象でした。
お参りが済んでから参道近くのカフェに行きました。
古民家を改修したカフェだったこともあり、レトロな雰囲気が落ち着きました。
ただ、テーブルがとても大きかったので、私は彼のお隣の席に座らせてもらいました。
深い意味はなく、テーブルが大きくて、距離がありすぎて「話し辛いな」と思ったからです。
彼とは楽しく話せました。
今までお会いした方に感じなかったドキドキがありました。
あっという間に時間が過ぎて、そろそろ帰るかという時間になりました。
その帰り道、彼は「お土産」と言って、ハンドクリームをくれました。
仕事で海外から帰国したばかりで、職場のみんなにも配っているということだったのですが、気遣いがすごく嬉しかったです。
彼が、自分の車を停めているからと言うことで車を取りに近くの小学校へ。
「乗っていく?」
そう言われて一度断りましたが、もう一度誘われたので、近くの小学校のグラウンドまで彼の車を取りに行き、その足で私の車を停めているショッピングモールへと送ってもらいました。
後日知ったのですが、彼のお家はそのショッピングモールの近くだったという…。
笑っちゃいました。
ニアミス!
あれ?出会ってあまりたたないのに、お家に行っちゃったよ?
2回目に会った日は大雪でした。
彼と私の家は車で小一時間離れているのですが、その真ん中あたりが積雪がすごかったらしく、私を迎えに来てくれた彼の車がノーマルタイヤだったのと慣れない土地ということもあり、せっかく迎えに来てもらいましたが、彼の住む市へ私が出向くことにしました。
彼と私の住んでいるところは雪が少なくて、真ん中が大雪だったのはびっくりでした。
この出来事は、お付き合いを左右するような小さな試練だったと思います。
普通なら面倒で引き返してもおかしくない状況。
でも、彼は来てくれたのでした。
とても嬉しかったです。
その日は、彼の住む街へついてから車を乗り換えて食事をしました。
そのあと、家に来ないかと誘われて彼のお家に行きました。
もちろんすごくためらったのですが、それまで自宅に招いてくれる人はいなかったので、清水の舞台から飛び降りる気持ちで行ってみました。
結果。
良い人だと思いました。
あれ?なんか、いいひとだった。。。また会えるかな。
そして、3回目のデートでは、食事に行った後、絶景スポットへ行き、彼と手を繋いで庭園を散策。
一生懸命考えてくれたんだなぁと、今思い出しても幸せでした。
私は地元とはいえ一切遊んだことのないような環境での生活だったので、彼と行く場所やすることはとても新鮮でした。
今思えば、私は最初に彼に出会ったときに『一目惚れ』していたんだと思います。
この日は私の住む街の海へ立ち寄り、帰るまでの時間少し話しました。
自分もこのままダラダラと過ごすことはできなくて、この先のお付き合いをどうするか話したかった。
彼もそう思っていたようで、車の中で「どうする?」と問われました。
私は、「お付き合いのこと?」と尋ねてしまいました。はっきりと何についてがないと不安だったのでそう聞きました。
「もしよかったら、よろしくお願いします」
舞い上がっていましたが、そんなことを言いました。
「じゃ、よろしく!」
幸せだと思いました。
とても嬉しかったです。
辛い時間が多くて、なかなか良い方に巡り会えず、もうダメかもと思っていたところだったから。
お互い嬉しくて、思わずキスしたのも最高に嬉しかったです。照
『メンヘラ女子、彼女になった』瞬間でした!
最後に
いかがでしたか?
こんなふうに初々しく、幸せな日がありました。
もちろん、今も幸せだと思います。
お付き合い開始から2年半。
彼が、まだマッチングアプリを辞めていないことを知るまでは…。
追々その話も織り交ぜながら書いていきたいと思います。
次回もお楽しみに。
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